□社内報発行の目的を知り どう伝えるべきかを考えよう
これから社内報を編集しようという人の中には、まったく初めてで、何をどうしていいかわからない、という方もおられるでしょう。確かに編集作業には、いろいろなノウハウもありますが、そうした技術を覚える前に、まず何がもっとも大切かを考えてみましょう。
およそ出版物には、目的があります。社内報ならば、経営計画の周知徹底だとか、社員相互の親睦といったようなものでしょうが、こうした基本的な目的を踏まえて、そのうえで各号ごとに、その号なりの目的、その号なりのテーマを設定していくことが求められます。
つまり編集担当者は、「何を」「どういう目的で」伝えようとするのか、それを「どのように」伝えればより効果的なのか、さらには、そのためには「何が必要なのか」を考えることが大切になります。
もちろん、編集作業は一人でできるものではなく、ライターがいて、カメラマンがいて、イラストレーターがいてといったように、周囲の人々の協力（社内報の場合、多くは一般社員）があって成り立つものですから、そうした人々との緊密な連携作業であるという点も忘れずにいたいものです。
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