□成功するもしないもネタをどう処理するかで決まる
たとえば、今月の社内報のテーマが、会社の5カ年経営計画の報告書だとします。その場合、この経営計画を、どうわかりやすく説明していくかが、編集スタッフの仕事だということになります。
では、このネタ(5カ年計画)をどう料理するかですが、実はその作業こそが企画力です。社長を引っ張り出し、もっと詳しく語ってもらうのか(インタビュー)、それともイラストレーターに頼んで数字をわかりやすくビジ
ュアル化していくのか――つまり企画立案というのは、ひとつのテーマにいろんな角度から光を当て、どの方向から光を当てることが、もっともわかりやすくて面白い誌面づくりとなるかを考えることなのです。
そのためには、問題意識をもつことが重要です。問題意識をもてば疑問が生まれます。その疑問を膨らませれば、また新しい疑問が生じ、そのことが確実に発想力・企画力の増強につながるのです。
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